初めまして、メモリア・イレイスと申します。
私の記憶は一つ冒険が終わるたびに消えますので、悪しからず…
さて、この文書を読む方は私を知っているのかもしれないし、しらないのかもしれませんね。
どちらとしても、初めましてのことに私にとって変わりないことなのですけれど。
今回は妖精の神秘性を知るぼうけんとなりました。
小妖精を悪用し、悪趣味にとらえるものがいるそうですね。
それが同じ人族がやっていると知ると、大妖精の怒りもわからなくもないですね。
メアリー、いえそれは仮名ですからスフィアですね。
小妖精をあの時助けていなければどうなっていたのでしょうか?
あそこでの善行がとまでは言いませんが、悪行として見ないふりをしていたら?
それこそ私は今頃こうして話をできていないのでしょうね。
ともあれ解決できたのですから、めでたしめでたしなのですけれど。
依頼人の方は片腕を失っていて、一緒に旅をした仲間の1人が名誉蛮族さんでした。
話を聞けば見た目で判断され、決めつけられるなんてことがあるみたいです。
まぁ私もおそらくはあるのでしょうけど、忘れていますので気にしていないんですけど。
人間だけではありません、人は知らないもの、自分と違う思考をしている、見た目をしているだけで差別の対象として揶揄してもいいと判断します。
誰しも完璧なわけでなく未熟な部分があることも私は承知してします。
だからといってそれを肯定はません。
人は見た目が八割、ええその通りでしょうし、世の中そうなのでしょう。
だからこそ、私は見た目だけで一面を見ただけで判断をしたくないのです。
ですから私は観察します、徹底的に、追求します。
そして忘れてしまうとしても知りたい、その人の本質を。
それが一種の私のなかにある根幹であり、探究心なのでしょう。
それだけはいつだって忘れたくないと思いますね。
ともあれこんなに真面目に色々と考えたとて、明日の私、未来の私は忘れてしまうのです。
別に悲しくはないですよ、また知り直せばいいのですからね。 |