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初めまして、メモリア・イレイスと申します。
私の記憶は一つ冒険が終わるたびに消えますので、悪しからず…
さて、この文書を読む方は私を知っているのかもしれないし、しらないのかもしれませんね。
どちらとしても、初めましてのことに私にとって変わりないことなのですけれど。
よく会う人に必ず言われます。
「忘れてしまうことは悲しいことではないのか?」と。
そう言われた時大概私は同じ返しをすると思います。
「毎回、新鮮な気持ちでいられる」と。
確かにそうではありますが、冒険の終わりは寂しい、悲しいと感じることが無いわけではないはずです。
まぁ忘れてしまっているので説得力はありませんが…
ですが、こうも考えられます。
誰かが私を覚えていてくれれば、私は昨日の私は存在していたと言える。
命を賭すことだけが死ではありません、すべての人に忘れられた時そのときこそ死ぬのではないでしょうか。
だからこそ一回一回の冒険を私は楽しみ、誰かの記憶に残れれば死んだことにはならないと思っています。
なので…
もし、わたしをみかけたならぜひ声をかけてくださいね。
香水の注文も承っております。
それでは…
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