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初めまして、メモリア・イレイスと申します。
私の記憶は一つ冒険が終わるたびに消えますので、悪しからず…
さて、この文書を読む方は私を知っているのかもしれないし、しらないのかもしれませんね。
どちらとしても、初めましてのことに私にとって変わりないことなのですけれど。
さて、今回は余談なのですけれど…
どうやら過去の私は積極的に仕事をこなしているようで、私の香水のお得意様がお陰様で増えているようです。
ありがたい話です。
私は、自分の作った香水の製造の正確な時期は覚えてはいないのです。
なら何を判断材料にするかというと、香りの劣化具合などからの予測です。
いくら封をしていても香りは劣化し、弱くなります。
それがどれくらい落ちているのか…それを予想すれば、私ほどの知識なら簡単というものです。
お茶のこさいさいです。
なのでお得意様と冒険をした時に、もし香りが劣化していた場合新しいものと交換することがあります。
すなわち、そうですね…いわゆる記憶の更新でしょうか?
記憶が蓄積されない私の悪あがきといってもいいのかもしれませんね。
ともあれ、香水を持っていてくれると私は認識をしやすいので助かります。
かといって香りがしたとて、誰彼構わずはなしかけて親しくすることはしないですよ。
それに、会った瞬間に私はわかります。
見せられなくても、それがカバンに入っていたとしても。
なのでああ、お得意様なんだなと一瞬で見分けられます。
便利ですよ、ふふ。
というわけで、もし私をどこかで見かけましたら声をかけてくださると嬉しいです。
私は忘れていますけれど。
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