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今日は、採取依頼を受けた。
ゼノが依頼人に会う前に、「また男一人か」って言ってた。
そういえば、ゼノは女の人苦手だって言ってた気がする。
…私のわからない、につき合わせて、申し訳ない。
……やめたほうがいいかな。
ゼノに聞いてみよう。
依頼人にあったら、裏庭のベリーを勝手に採ってた。
勝手に採るはよくない。
でも、採られた実はもう育たないし、食べないといけない。と思って食べたら、ゼノに怒られた。
「汚いだろ」って言われた。洗わないといけないらしい。
また一つ知識を教えてもらった。食べ物は、洗う。
早く帰りたがったゼノが、乗合馬車を手配してくれた。
私は何もしてなかったけど、一緒に行ったコルネが髪を整えてくれた。
ゼノが居心地悪そうに端っこに寄ってた。
アスタリアは、毛並みに埋もれて変な声上げてた。
コルネには、「女の子なんだから、おしゃれしないとだめよ」って言われた。
女の子はおしゃれするものらしい、おしゃれって何だろう。
後で女将に聞いてみよう。
現場にようやくついたと思ったら、高い崖があった。
なんか依頼人が持っていた豆がうまく育たなかったらしいから、結局のぼらないといけないらしい。
…私以外登るの苦手そう。私が率先して登ろう。
と思って、がんばって登ってたら、ゼノに「お前なんか張り切ってるな」みたいに言われた。
…張り切る、は知らない。できることがあるから、やってるだけ。
みんなが、苦手、できない。でも、私は、できる。
張り切るはわからない。後で聞きに行こう。
崖の途中で、ところどころ薬草とか植物があったから、ちょこちょこ採取して、途中で宝物があった。
ゼノが、飛んだ瞬間、距離が足りなくて、落ちそうになった。
胸のあたりがぎゅって痛くなった。あれは、嫌。
なんて気持ちかわからないけど、嫌だなって思った。
でも、無事だったから、いい。
そのあとも登りながら、洞窟で休憩した。
洞窟の奥に、変な扉があって、近くにレバーがあった。
こういう時、私はめったに見つけられないのに、今回は見つけられた。
冒険者続けて、成長してるのかねぇって女将が言ってた。
女将がそういったとき、なんだか体がそわそわして落ち着かなかった。
でも、嫌じゃなかった。
洞窟の扉の奥にはトロッコっていうのがあって、それが下に続いてた。
これで帰りは楽に帰れるんだってみんなが言ってた。
そのあと、コルネとディータが落ちたりしたけど、それ以外は何事もなく崖の上に着いた。
花、いっぱいあって、たくさん採った。でも、採り過ぎはよくないってコルネが言ったから、
半分くらい残していった。
そしたら蛮族が襲ってきて、戦闘になったけど。
無事に帰ってこれた。
今日も生きてる。
みんながいてよかった。
これが、周りに誰かがいるということ。
体がそわそわする。
これは、なんだろう。
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