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この日記は魔法文明語で記述されています。
【リジェネレイション】の行使から、半月。
経過は順調です。
肘と膝まで生えてきました。
這い這いでベッドの上を動き回っていたのは微笑ましくもあり、痛々しくもありました。
彼女が操霊科第13教室に通いたいと言い出しました。
彼女が魔法に関して素人なのは明確です。
まず、デュランディル語から取得しなければなりません。
空いた時間にデュランディル語を教えるとしましょう。
それよりも先に、今後のことを決めるのであれば、一度彼女のお兄さんや家族と意思疎通をしなければなりません。
なかなか捕まらないお兄さんを捕まえる必要があるでしょう。
お兄さんの事はさておき、先に、【テレポート】で彼女のご実家に行きました。
結論から言いますと、彼女はもうすぐ成人するので通学は構わないとのことです。
ただし、成人するまで危険な冒険は避けるようにとのこと。
また、成人時に村に戻ってくるようにとのことでした。
【テレポート】で彼女達を会わせ、それから話し合いをしました。
これが家族会議というものなのですね。独特な空気が流れていました。
私には家族がいないのでとても新鮮です。
と、なれば後はお兄さんの処遇です。
街に残るか、村に帰るか。
もう彼女の療養の身の回りの世話という名目はありません。
今日1日、家族の方が彼女の家でお兄さんを待つそうです。
明日には結果が出るでしょう。
追記
お兄さんが家族から勘当されました。
結果的に街に残ることにしたそうです。
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