生まれてより脳裏に響く声。 その声は確かに存在する。知りえるどの神でもなく、妄想でもない。 この闘争を求めてやまない生命の炎を宿したこの身体の、獣の性に従う狂気の産物かもしれないが。 彼の声から、初めて導きらしい啓示があった。 向かえば在ったのは冒険者の店、百の剣亭。 この地に俺を愉しませるモノは在るだろうか。 ようやく見つけた暇潰し。長く続けばよいのだが…。