ミリカとタルヴィの旅日記 #4 : 日誌
ミリカ・リールブランド  (投稿時キャラデータ) いずみ 2018-10-22

雨の森。
ブランブルグ近郊まで、その外延は及んでいるわけですが、オロスの南方に広がる樹海地帯は南東のものとはその姿を大きく変えます。
毎日のように降る雨。それは、この魔境の名の由来であり、三姉妹川や栄光の川へと豊かな水をもたらす水源の元の元でもあるのです。

かつてはエルフたちの王国があったと言われていますが(実際、それらしき遺跡が周縁部にもあるので、おそらく間違いないのでしょう)、それも今は昔。〈大破局〉からこの方、深部は蛮族たちの縄張りへと成り果てています。

私の部族が暮らしているのは、深部にはまだまだ至らない周縁部ですが、それでも油断のできる土地柄ではありません。
私とタルヴィさんは、集落へ向けて、進んでいるところです。

もちろん、オロス公国もこの付近を放置しているわけではありません。
小さなものですが派出所は存在し、野伏の技術を持つ兵士さんたちが詰めています。
今滞在しているのはそのうちのひとつ。先の宿場町で預かった補給物資を渡すと、兵士さんたちは大層喜んでいました。

しかし、森の中にいると、自分が狩人であったことを思い出します。
タルヴィさんに言われて気づきましたが、歩き方も、これまでとは変わってるみたいです。
冒険の最中には斥候としての振る舞いが表に出てきますが、この環境が狩人としての私を呼び起こしているのでしょうか。

野伏ではなく斥候の技術を学んだのは、むしろ、ここでは皆が持つ狩人や野伏の技術ではなく、斥候としてのそれがあった方が氏族全体に有益なのでは、と思ったからなのですが、幼いころに身につけた動きは、早々塗り替えられるものではないのかもですね。

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